2012/08/13

【前置き】

コミックマーケット82に参加された皆様方、本当にお疲れさまでした。ここ数年のうちでは最も過ごしやすい環境であったとは言っても自分にとっては約1年ぶりの参加であったためか帰宅と同時に気力までもが底値を記録し、今までで一番体力を根こそぎ持って行かれたような気がします。この1年間での体力の低下を実感せざるを得ません。
で、狂気の沙汰の頒布騒ぎにアニマススタッフ本などの事前情報や抱き枕に纏わるアレコレや急遽局部修正などの事後情報を考慮した上で1年ぶりにあの手のイベントに赴いて実感したのは、「公式が同人」や「同人で公式」などの境界線が曖昧な部分は以前とあんまり変わりなくそのままであり続けるだろうということで。むしろこのまま緩やかに同化しつつ連携を取っていくのではないのかなとも考えたりするのですが、その結果は未来に託したいですね。しかし同時にイベントだからという理由にすらなっていないことを理由として笠に着て「同人だから」体裁にこだわらなくても問題なかろうという態度が表面化しつつあるのではないかなーとも出立前は考えていたものですが、現地で初老に差し掛かるであろう老人が女子制服のコスプレで会場内を屯していた光景や、重い荷物に辟易していたところに見知らぬ誰かから余った紙袋を譲ってもらったり、スペースでガスマスクを装着した売り子を目撃した瞬間に「あぁ、こういう人たちが現役でいる限りまだ大丈夫だ」と確信したのでした。
そういった思考の諸々を引きずりつつ参加した今回の夏コミですが、事実だけを端的に記すならCD40枚手に入れて心理的に満足してしまったり、大学卒業後初めて友人と再会を果たしたり、ブロックした人を始め初顔合わせももちろんあったり(バーストリンカーを前に名乗る勇気は)なかったりしつつ、大学時代のゼミの先生のスペースを卒業後にして初めて見つけてベースキャンプとして利用させてもらったりというなんとも濃い時間を過ごすことになりました。その後は当たり前のように何時もの面子と初対面の同郷の人を加えてアフターに興じたりしましたね。
ま、全体的に満足に終わったということで。生きる意味に直結しつつあるのでこれからのためにも将来への突破口を早めに見つけたいものです。

関西エロゲー条約機構第2回にてYatagarasuスタッフによるトークショーがあるらしい。時節柄古色の話題一色になるでしょうから今度こそ一度会場に赴きたいところ。その古色も公式ではサウンドモード実装します宣言を出しておりOPフルバージョン初出とのことなので胸が高鳴るー！