COMIC MARKET 74 現地レポ編


日にちに関わらず参加された皆様、本当に本当に本当―にお疲れ様でした!!!!!!
もうこの二日間は生きた心地なんてものがしませんでしたよ。割と本気で。
以下は[続きを読む]にて時間を遡って思い出しつつ乱雑に書いていきますんで流し読み程度に読んでいただければこれ幸いです。
・夜行バス車中泊~二日目
今回は過去二回(初体験はブログ開設二ヶ月前)とは違う経路の夜行バスだったので何時もと集合場所が違い分かりづらく軽ーく迷子になる。
探索途中で今回の相棒とも合流を果たし、その後無事に受付を見つけて夜行バスに乗り込むことが出来ました。
しかしまぁ何時もながら思うのは車中で背面直立の姿勢で寝れる道理があるはずもないよね、て感じな愚痴だったり。
そんなこんなで半分起きつつ一夜明け午後6時半に新宿駅に到着する。で、やっぱり何時もと違う経路なので軽く迷子になる。
停車駅を眺めれば何時も利用していたゆりかもめではなくりんかい線が近いと分かり切符を購入して現地へと赴く。
到着した時は半ば予想通りの午前7時半前後。既に会場前の待機列はパンク寸前で、臨時の待機場所まで移動させられる。具体的には上り坂の途中くらいまで。
完璧に出遅れたと思い絶望感に似た何かを感じ取りましたよ。
それから列移動までの約2時間半くらい待つばかりだったのですが、到着時は日陰だった部分が時を追うごとに日差しが照り挙げてくる罠。天気予報では曇り空だって言ってたのに!
そんなこんなで消耗戦の体を取りつつ、相棒には企業ブースを一手に任せる相談もしつつ午前10時、開場と相成りました。自分の並んでいたところは暫く動かなかったものの列の移動が割とスムーズに行われたので10時40分ごろには入場できました。はっきり言えばもっと遅いかと思っていたのである意味嬉しいサプライズ。

ネックになっていた手荷物検査も会場直後ということもありほぼ素通りでした。結局意味あったのかなこれ。
そして相棒は企業へ、自分はそのまま会場内へ向かいます。
今回はワンフェスでのエスカレーター事故のこともあり、スタッフから「エスカレーターは一段ずつ空けてお進みください!」と注意喚起もされていました。加えて事故の起きたエスカレーターの完全封鎖により本来6基のエスカレーターが2基になっており、会場前が会場内よりカオスな状態に。帰り道がツラかったよ…。
今回二日目は「西の東方、東の竹箒」と
壁から島中へ、前もって地図にブックマークした順番で効率よく取捨選択した末選んだサークルを回り体よく買収していきます。衝動買いして予定以上に出費が嵩む行為も忘れない。
そんなこんなで主な場所を回り、西サークル全体でも最大の目的であるWAVE・少女病のブース前まで着き、込み具合と頒布数の予想からWAVEを優先し並んだのですが、

まだマシな方とは言え外側まで列がはみ出てる始末。ちなみにこの後5分もしないうちにスロープの近くまで列が伸びることになります。写真に収めてないのは偏にバッテリーが勿体無いから。
で、WAVEの列に並んでいる時に前にいた同志と少し親しく話す機会がありました。やっぱり現地だと少なからず同族意識が芽生えるものですね。会話がナチュラルに古い付き合いの如く進む進む。初対面なのに。
以下会話より一部抜粋
自「自分大阪から来てるんですよ。キツいっす」
相「それは自分もですよ」
自「割と世間て狭いものですね。こう言う場合て同志と呼んでも差し支えないものなんでしょうかね」
相「たぶんそれで大丈夫だと思います」
自「あああ、三日目がキツいなぁ。今ここで抑えとかないとあとで痛い目見ますからね」
相「未来の自分に貯金ですよ」
ちなみに会話の9割はそのままの語り口です。なんだこれ?
それからお互いにWAVEの頒布物を(先方は新譜二部ずつ)買収して分かれた後に休む暇も無く少女病の列に参加しました。最初に並んだ時は上記WAVE待機列写真とほとんど大差なかったのですが、途中から民族大移動がありまして、


企業ブースよろしく炎天下の中スロープまで伸ばされました。妙に眩しかったねぇ日差しが。
そんなこんなで少女病でも目的のブツを買収した後は二つほど回るサークルを残していた西1ホールへと赴きました。目当ての一つであるACT-ZEROのマキシシングル(作曲は細井大将)はすんなりと買収できたのですが、もう一方のステージ☆ななは伊達では無かったです。自分が向かったときには既にガラスコップは売り切れていたのでした。元々興味ないからよかったけど。
とりあえずステージ☆なな関連ではナルキビジュアルファンブックと新作小説水のマージナルを無事に買収して西館は撤収しました。
そこから大変だったのは西から東へ向かう際の人ごみが「これなんて三日目?」状態でまともに歩けなかったことくらいですかね。命かながら東に来た時にはもう既に竹箒も完売してたしね!
あと特筆すべきことは、西から東に行く途中にあまりの忙しさに参って倒れたスタッフが救護室に運ばれてるところに遭遇したところくらいですかね。彼は無事だったんだろうか?
そこから正面の待ち合わせ広場前にて待ち合わせの約束を相棒と取り付けて無事に合流しました。相棒は企業のブツを規定通りに全て買収していれば万々歳でした。
や、初めてのコミケですしそれなりにミスはするだろうなーとは漠然と思っていた(失礼)のですが、企業買収物でsalute!を欠品していただけだったのはとてもよく頑張ってくれたと思います。その節はありがとう相棒。
結局salute!は後で自らブースに赴いて買収しに行きました。午後2時ごろだと思うけどまだまだ余ってるような印象だったのがかなり哀愁を誘う。
今回企業ブースに直に赴いたのはこの時だけだったんですが、本当に端から端まで広かったですね。逆にあれくらいスペースとらないと賄いきれない現状が少し怖くなったり。
そんな感じでsalute!を回収しに行った後は相棒と相談して例によって例の如くアキバ散策に赴くことに。だってこういった遠征中でないと寄る機会ないんだよもん。
そんな軽い気持ちでアキバの地に降り立った時には、

会場去った途端にこれだよ!いやーアキバ寄る途中のゆりかもめから雲を眺めてたらなーんか嫌な予感していたんですよね。相棒も「間違いなく雨ふってる」て断言してたし。
結局現地では自分が買い損ねていた雑誌を一冊買う程度で後は目ぼしい店の探索でした。相棒は資金の全てを三日目に費やすために苦行を強いられてました。自分も似たようなもんですけどね。
そうしてアキバ散策も済んで過去にも利用している浅草のカプセルホテルにチェックインして一通りまったりして二日目は終了しました。
ちなみに荷物は相棒に頼んだminoriのドラマCDに付いてきた紙袋に全て入れました。既にこの時点でパンパン。
・三日目~帰宅まで
三日目の早朝。初っ端からアクシデンツ。
相棒が寝坊して直接乗り込もうかと思えば女性専用だから入れなくて近くの人にうろ覚えでカプセル番号言って起こしに行って貰ったら別人でとても居た堪れなくなり近くの人にフロントに相談するように助言をもらいフロントに頼みに行ったところで相棒から寝坊したと直接電話もらったと言う何ともアレ気な状況になったのでした。書き下ろすだけで何ともアレです。と言うかアレって何だ?
結局お互いに慌てて、擬音で言うなればオタワタしていたので謝罪も満足に出来たのか曖昧なままにカプセルホテルをチェックアウトしたのでした。少し後ろめたい気分に。
しかし後ろめたい気分を引きずる暇も余裕もありません。ゆりかもめ経由で会場前に着けば当日の曇り空のように暗く沈んだ気分を感じることもなくなりましたよ。コミュニケーション論的に言えば「飽きの態度」てこんな感じなんだなぁと思った。
しかし不思議だったのは三日目と言う一番カオスな時期のはずだったのに、二日目と同じ時間に着いたにも関わらず二日目よりも待機列が短くて済んだ罠。
この日もこの日で定刻通り10時開場で自分の待機列も先日より早く10時30分ごろに会場入りできました。
階段を上る時にスタッフから「階段を上ることに全神経を集中させてください!」と注意喚起されました。絶対次回のまんレポに載る。
この日はお互いに自分の目的のブツを求めて個人で行動しました。自分は目的ブツ以外に小間使いも頼まれていたので全力出しきって会場を右往左往、人混みに五里霧中な状態で所狭しと駆け回りましたよ。
結果として、小間使い分は前金で払える範囲で全部買収できましたよ。あとでプラス100円な。(私信)
小間使い分はともかく、問題は自分の目的ブツです。最終的に東ホールのみ10サークルくらいに絞って一通り回ったのですが…、
from-Dとねこイラズ売り切れるの早すぎ。真っ先にこの2サークル回ったのに既に完売でした。素直に委託販売を待つことにします。あればの話ですが。
本命2サークル回った後は効率よく順番に目的のサークル巡りを人混みに揉みくちゃにされながら果たし一通り新刊を買収しました。巡った内完売していたのは有葉と愉快な仲間たち・無限軌道A・天然石でしたね。少し悔しい。
結局本命の壁サークルでまともに並べたのはapricot+だけでした。

物凄ーく見えにくいですが左のほうにapricot+の最後尾看板があります。ここから蛇の動きと見紛うほどの往復を繰り返してようやくシャッター前の販売スペースに辿り着きます。列に並んでいる途中に一人二部が一人一部に変更になったりしましたが、列のはけが全体的によろしかったのでストレス無く一時間程度で新刊を買えました。ありがとううめてんてー。
あとは画像も交えつつ小ネタ集。
・ペン禅一如こと純さんのブースにて新刊を買収したあとに命より大事な地図を落とす。列整理スタッフの足に引っかかってて助かりました…。
・アメリカン拳法こと菊池さんのブースに並んでいる時にスタッフから「男同士でくっつくのは嫌でしょうが隣の人と交流を深めつつ寄っていってください」と言われながら列整理されました。またここにもまんレポネタが…。

東館のどこかの自動販売機より。見事にコミックウォーターだけが売り切れてた。釣られてる人多すぎですよ。

個人的三日目一番の収穫。見た途端に爆笑モノでした。
そんなこんなで三日目も相棒と共に買える物を買ったあとは普通にアキバ散策しました。この日も会場抜けた途端に強い雨が振り出しました。絶対にコミケ会場上空には何かがいる。
UMAの存在真偽はともかく、やっぱりアキバの品揃えは一番やね。長い間探していたCDも普通に置いてある。しかしコミケで財布がすっかり軽くなってしまい買収することは叶いませんでした。きっとこのジレンマは一生抜け出せない。
その後は普通に既定の時間になれば新幹線経由で故郷に出戻りました。座った前の席に同志がいて妙な共感を得るのはもはや恒例行事。
あと、出戻るまでにまた一悶着あったのですがそれはまた別の話。
その後は普通に地方の鉄道経由で故郷まで行き、途中で相棒と別れました。本当にお疲れ様でした!そして楽しかったね!!
出発から帰郷まで大体こんな感じでした。改めて読むと密度濃いな今回も。ここまで長い更新も久しぶりです。
以上、コミケ74現地レポートでした。無駄に長いのは仕様ですよ。
あと無駄に添削も加えてたりしてます。結構肉体的にも精神的にもキてるんで記述が不十分なところが多すぎた気がする。
買収物レポ編に続きます。
【COMIC MAEKET 74 買収物レポ編】